働かずに楽しむ
現代人は働きすぎています。なぜか。その最大の理由は「金が必要だから」でしょう。
なぜ金が必要か。着るため、食べるため、住むため、そして楽しむためです。ただよくよく考えてみると、それらにそんなに金が必要なのかという考えに至ります。そんなに金が必要でなければ、そんなに働かずにもすみます。今回の記事では楽しむための金に注目します。いかに金をかけずに楽しむか、「消費」せずに楽しむか。お金のかからない趣味を、僕が実践しているものの中から紹介して行きます。
散歩
まずはなんといっても歩くこと。これは人間に与えられた最大の楽しみの1つだと僕は思っています。散歩は多くの良いところがあります。まずは、歩くことにより自分の考えが、時には心のモヤモヤがスッと整理されます。部屋の中にいてもなんだか落ち着かない、考えすぎて頭がパンクしそう、そんな時、外を歩くことは心の空気を入れ替えるようなもの。気持ちが換気されスッキリします。
次に、街、景色を楽しめます。近場であれ案外知らないところが多いものです。僕も最近、近所に小さなスナック街があるのに気がつきました。歴史も街の数だけあります。どの場所にも、有名であれあまり知られていないものであれ、人々の足跡があります。住んでいる街が歩んできた道に思いを馳せるのもいいものです。もちろん街だけではなく、自然もいいです。四季折々の景観、毎日微妙に違う川、海、山、上にはどこまでも広がる空。楽しめる街、景色をあげればキリがありません。
あとはもちろん、健康にもいい。健康のためにジムに行くくらいなら、ただで楽しみながら散歩する方がいいんじゃないかと僕は思っています。
格安カフェ
次におすすめするのは格安カフェです。格安カフェ、これは僕が勝手に名付けたものですが、その名の通り格安な「カフェ」です。ただカフェといっても実際にお店に行くわけではありません。僕がよくやっているのは、まずスーパーなどで100円程度のペットボトルのコーヒーを買います。そしてそこらへんの景色がいいベンチに座って、そのコーヒーを飲むのです。旅先ではショッピングモールの休憩スペースなどでもします。後ほど紹介する大回り乗車をして景色を楽しみながらという選択肢も。
僕もかつては300円か500円くらい払って、チェーンのカフェに行っていました。ただ僕にとってのカフェは座ってコーヒーを飲んで考え事や読書をするためのものでした。それなら、わざわざお店に行く必要はない、適当なベンチでいいではないか。しかも、格安カフェでは解放的な景色も楽しめます。カフェ、特にチェーンのカフェは店内の装飾はどこも似たり寄ったりだし、たまに隣でしょうもない話をしている人もいます。外で飲んでいる方が、気持ちがいいです。席も移動し放題ですし。
ただ最近は100円のペットボトルのコーヒー代も高いと思っていて、タンブラーなどを買って家で作ったコーヒーを持って行くようにしようかなとかも考えています。調べたら2000円くらいだったので、すぐにもとが取れそうです。
料理
そろそろインドアな趣味を。次におすすめするのは料理です。料理といっても、凝って作るものではありません。適当に作る料理です。料理も散歩と同じくしていると気持ちがスッとします。具材を切ったり、炒めたり、これ自体が楽しいことです。僕が大事にしているのは、頑張って美味しいものを作ろうとしないこと。家にあるもので、適当に、そこそこのものができればいいのです。種類も多くなくていいです。毎日同じものでもいいのです。適当でも料理をし続けていると、自ずとレパートリーも増えてくると思います。僕も昔は毎日のようにチャーハンを作っていましたが(今でもよく作りますが)、最近はカルボナーラを作ったり、なんと揚げ物もしています。冷凍のコロッケを揚げるだけですが、これも案外楽しい。揚げたてのものはサクサクですし。
料理のいいところは、なんといっても食べれることです。楽しめる+食べられる、趣味と食を両方満たせます。一石二鳥です。
読書
続いても、インドアな趣味を。次におすすめするのは読書です。ただこれには注意点があります。新品の本を買ってはいけません。そうしたら普通に金がかかります。図書館で借りる、もしくは中古の本を買いましょう。
中でもやっぱり図書館はすごいです。あんなに膨大な数の本が選び放題で家に持って帰れて無料だなんて…。税金、万歳!…、と思う時さえあります。それくらいすごい。あまり本を読まない人も多いかと思いますが、図書館だけは本当にお勧めします。なんでもいいので、自分の好きなものに関わる本を借りてみましょう。近くの図書館が小さくてあまり読みたい本がない時は、他の館から取り寄せしてもらえます。もちろん大きい図書館の方がいて楽しいので、僕は終の住居は大きい図書館の近くがいいと思っています。本当にいい場所です、図書館は。
ついでに、僕の思う読書の良さも少し。本を読むことで、人生は変わると思います。僕は現在、あまり働かずに、この記事で書いてあるような金がかからない趣味をして楽しく生活を送っていますが、ここに来たのも本のおかげだと思っています。僕もかつては正社員で働かされていました。そんな時、本を読んで、変わろうと思わされて、少しずつ変わっていっています。本を読めば考えが変わります。考えが変われば行動が変わります。行動が変われば人生が変わります。もちろん変わるという以上一種の危険は含まれているのかもしれないですが、変わることそれ自体が楽しいことだと思います。嫌だったらまた戻ればいいのです。本を読んで、行動する。素晴らしいことです。
大回り乗車
次は大回り乗車をお勧めします。ただこれは、住んでいる場所によってできるかどうかが違います。
そもそも大回り乗車とはJRのルールで特定区間内なら、どのルートを通っても同じ運賃というものです。つまり隣駅に行く運賃で、ぐるっと大回りして楽しむことができるのです。ただ「特定区間内で」というのがネックで、それがあるのは東京、新潟、仙台、大阪、福岡近郊のみです。もちろんそれらの県内だけではなく、近郊の県まで特定区間が伸びている場合が多いです。(詳しくはJRのHPで。)
僕は現在関西に住んでいるので、最寄駅は大阪近郊区間に含まれています。しようと思えば150円で、7つの府県の車窓を楽しめます。そこまではしたことないですが、よく3〜4時間ほどの大回り乗車をしています。これに格安カフェや読書を合わせて、車窓を楽しみ、カフェを楽しみ、読書を楽しみということをしています。最寄りの駅がいずれかの近郊区間に含まれていれば、かなりおすすめの楽しみ方です。
言語学習
最後にお勧めするのは言語学習です。これもやり方に注意ですが、語学学校に行ったりするのではなく、本やYoutubeなどで独学でします。
言語を学ぶのは非常にエキサイティングだと思います。言語は文化を構成する大きな要素であり、言語を学ぶことは文化を学ぶことです。海の外の国の文化に、海外旅行をせずとも触れることができるのです。もちろん学校の英語の勉強のように、テストのためにする言語学習である必要はありません。さらに言えば、上手になる、話せるようになる必要もないのです。文字や簡単な文や、ちょっとした文法を知るだけでも楽しいです。文化に直に触れている感じがします。これも図書館を活用すれば、多くの言語に触れることができます。好き嫌いが分かれるかもしれませんが、やってみると案外楽しいかもしれません。
「消費」せずに楽しもう!
この資本主義の社会、広告たちは何かと金を使わそうとしてきます。そんなものを蹴飛ばして、金をかけずにゆっくりと楽しむ。消費と労働の悪循環からの解放です!
ここで紹介した趣味を無理やり全部する必要はありません。自分が楽しめそうなものをするというのが大事です。もっと言えば他にも金をかけずに楽しめるものは山ほどあると思います。もし今、趣味の名のもと消費しているものがあれば、ぜひ立ち止まってそれを楽しむ違う方法を考えてみてください。それが好きならば、金などあまり使わなくても楽しいはずです!


